「今日の香港、明日の台灣、明後日の日本」
(王明理・台灣獨立建國聯盟日本本部部長)
井上功一であります。
11月29日(金)は、
中曽根康弘元首相が、
101歳の大往生で、天寿を全うされました。
ご遺徳を偲び、ご冥福をお祈りしたい。
と思います。
早速
帰天第一声の公開霊言が、
収録された様であります。
幸福の科学では、
過去世は、藤原道長、仁徳天皇といわれており、
天照大神の降臨では、
「(霊示収録当時)最も、期待する政治家は、
中曽根康弘の名を上げておきます。」
と仰せでした。
戦時中は、
短期現役制度(第六期二年現役主計科士官)に応募し、
海軍経理学校で学び、
実際の戦場でも
主計(兵站)として活躍。
最終階級は、少佐。
総理大臣在任期間は、
西暦1982年~1987年で
私(井上)が、高1~社会人3年目迄で、
電々公社、國鉄が民営化されたり、
我が國の景氣が頂点に達し、
「日本は、日米同盟の不沈空母」
「ロン・ヤス」と呼び合う
レーガン共和党政権で、
日米関係がよく、
東西冷戦の最終段階
昭和時代の有終の美を飾る輝く時代
だったことが、思い出されます。
本当に良い時代でした、
また、
中曽根さんは、
当初から、
「自主防衛(再軍備)」を、政策とされ、
西暦1960年代から、
「60年代は、安全保障改定の時代
70年代は、日本の自主防衛を主とし、
補充的に集団安全保障に、頼るだけにし、
1975年頃に、一旦、現行日米安全保障条約を廃棄。」
(日本自主防衛による米軍日本撤退)
と主張され、
この自主防衛論は、
アメリカでも、多くの賛同を受けました。
中曽根さんは、
防衛庁長官
輸入は、他國に支配される危険が大きいので、
自衛隊の装備品も、
日本自主開発、日本國内生産。
を、提言。
*但し、残念なことに、
アメリカの対ソ國策(米航空産業復活)により、
CIA工作、米國省工作で、
次期対潜哨戒機自主開発、エアバス日米共同開発
を翻して、
P3C。トライスターを大量輸入したりしたのを始めとして、、
現在も、日本の航空機は、米輸入中心。
ロッキード事件の際は、
幕引工作が行われ、
全日空ルート、丸紅ルートに、
審議が集中し、
エスケープゴートとして
田中角栄元首相逮捕劇があり、
児玉ルートは、世間から注目されなくなり、
中曽根さんは、上手く難を逃れております。
(やはり、高い志、人徳があったのかもしれません。
*児玉誉士夫氏は、
中曽根康弘元首相の支援者、スポンサー。
さて、
西高東低の晴天で、冷え込む一日だった
11月30日(土)午後は、
大阪倶楽部で開催された
大阪日台交流協会 令和元年10月例会
「激動する世界と 台灣の國際的地位」
講師:伊原吉之助氏(21世紀日亞協會會長、帝塚山大学名誉教授)
に参加致しました。
以下、感想と概要を記述致します。
・昭和5年(1930年生まれ)89歳の伊原先生は、
知的好奇心旺盛で、
中華人民共和国研究を通して米ソを見る。
米中関係を、台灣を通じて見る。
といった研究による独自の視点をお持ちで、
大変、勉強になりました。
・コンピュータが普及してからは、修理ではなく、買い換える時代になり、
創意工夫、考えることが無くなった様に感じる。
今の日本の大学を見て、行こうと思えるところがない。
もし行くとしたら、「文学部」。
なぜなら、
文学部は、言葉と人間。言葉と思想を教えるところだから。
今は、大学生が、言葉を知らず、人間が分からなくなっている。
私は、正漢字、本仮名使いをするのは、豊かな情緒を養う為。
戦後の簡略漢字、仮名使いは、頭迄簡略化する悪意。
1.近代史は、國際金融資本による歴史
・近代史は、地主(貴族階級)が、國際金融資本へ転換し、
支配階級となり、作っている歴史。
もともと、地主は、判断すれど働かず、
ユダヤ人のロスチャイルドが、
はったりで、
ワーテルローの戦いで、
株を売り、ナポレオンが勝ったに違いない。
と多くの投資家が株を売り、
底値になったとき、ロスチャイルドが株を買占め、
実は、ナポレオンが負けていたことが明らかになり、
株価が急上昇。ロスチャイルドは、さらに大儲け。
・これを見ていたイギリス、ヨーロッパの地主達は、
國際金融資本へ転換。
・第二次大戦後、アメリカが負ける戦争しかしていないのも、
國際金融資本が儲ける為。
2.憲法改正は、反対。「無効廃止、新憲法制定」
・ある意味の革命となるが、総理大臣が、「無効廃止、新憲法制定」
を宣言すれば、良いだけ。
→憲法改正では、現憲法容認することになる。
・そもそも、
現日本国憲法は、単なる占領政策基本法であり、
現日本国憲法は、戦時國際法違反(ウエストファリア条約、ハーグ陸戦条約違反)。
占領軍は、治安維持の権限しかなく、占領國の政治、文化、宗教に
干渉してはならないことになっている。
3.「自民党は、國賊政権。」
・東西冷戦が終わったなら、
自民党が3分の2の議席を確保し、野党が、3分の1の議席。
自民党内の派閥で政権交代、法案可否を決め、
野党は、観客席にいる観客
という55体制を止め、政界再編すべきであった。
*井上注
東西冷戦期において、
ソ連(國際コミンテルン)工作による社会主義政権成立を抑止する為、
55体制は、児玉誉士夫氏とCIAの工作によって誕生。
再軍備を厭う自由党の吉田茂を失脚させ、
当時、「自主防衛」の急先鋒である鳩山一郎の民主党と自由党を、
「保守合同」で、自由民主党が誕生。
また、政権政党の可能性があった社会党は、
右派が、民社党として分裂。力を失う。
・自民党が、金権政治、支那ポチとなっているのは、
「ロッキード事件の田中角栄怨嗟」による。
今、「香港革命」を、主要先進國政府は、「支援表明」
しているが、日本政府だけがせず、
習近平國家主席を来春、國賓待遇で招くことに嬉々としている。
1年半前は、総理大臣であった田中角栄が、ロッキード事件で、
國策捜査のエスケープゴートとして逮捕され、
全裸で、四つん這いになって、尻の穴を穿られる他
屈辱を受け、その個人的恨みを晴らす為、
日中國交正常化のコネクションを頼り、
支那共産党から工作資金を得、
それを、金権派閥政治に利用する様になって以来、
未だに、
自民党は、アメポチであると共に、支那ポチに堕している。
・自民党安定の為、
選挙で、戸別訪問禁止、立会演説会廃止となっていて、
選挙が全く面白くなくなっている。
戸別訪問こそが、民意を聞く草の根運動と言え、
民主主義の基本。
投票率50%未満の選挙は、無効にすべき。
4.アメリカが、「反日親中」である理由
・アメリカが、オバマ政権迄続く「親中反日」になった起源は、
19世紀のプロテスタント宣教師の影響。
・19世紀、アメリカのプロテスタント宣教師が、
日本にも来たが、日本は、大日本帝國となり、
天皇陛下を奉戴する磐石な祭政一致の宗教國家。
全く伝道が出来なかった。
しかし、清へ行くと、
教会へ行くと、食料がある。戦乱から匿って貰えると、
非常に多くの支那人が、プロテスタント信者になった。
アメリカは、
「日本人は、生意氣で憎たらしいが、
支那人は、子分になってくれ、ほんと可愛いやっちゃ。」
となった。
・支那事変の時も、
プロテスタント宣教師の報告
「支那人が、日本人に苛められている。支那人可愛そう。」
を、そのまま信じて、
大衆紙が、報道し、「反日親中」世論が、アメリカで形成。
・戦後も、キッシンジャー以降、
アメリカは、
オバマ政権迄、
支那共産党を、支援し育成していったが、
言うことを聞いてアメリカの子分にならず、
アメリカに刃向う様になり、
トランプさんになって、
「支那締め上げ戦略」に転換。
*レーガン大統領の時は、
対ソ連戦略の為、支那へ最先端技術提供。
5.「香港革命」により、追い風有利となった民進党蔡英文政権の課題
→「台灣は、中華民國」政策からの脱却。「台灣は、台灣」
・台灣の人種構成は、
85%が、本省人(漢化した平地原住民、南方出身ミクロネシア系)
2%が、山岳民族(大東亜戦争で武勲を立てられた高砂族他)
12%が、外省人(戦後、支那共産党に蒋介石の國民党政府と共に、大陸から逃げて来た人々)
やはり、台灣は、中華民國、中華人民共和国とは、全く別の國家。
→本省人が、漢人起源としているのは、漢人なら税金が安くなるということで、
華僑から系図を購入したから。
・今、台灣の憲法は、中華民國憲法。國歌は、國民党党歌。國旗は、晴天白日旗(國民党党旗)。
となっているが、台灣オリジナルに改めるべき。
・台灣人は、親日というが、
親の世代(李登輝さん世代)は、「2.28事件」を知っており、大陸支那人の残虐性を嫌悪し、
親日的であるが、
子供以降は、蒋介石國民党反日教育の影響により、反日の人も多い。
*「2.28事件」は、1947年、蒋介石が、台灣に派遣した陳儀が、無抵抗の本省人知識人を虐殺。
それまで日本人であった本省人と大陸から来た外省人の衝突。
本省人は、皇軍の軍服を着用、軍艦行進曲を流したりして応戦すれど、
蒋介石は、一個師団と憲兵隊を送り弾圧虐殺した國民党白色テロ。
テーマ:幸福の科学・幸福実現党 - ジャンル:政治・経済
Author:井上功一
私は、
皇國民、日本國民であります。
天御祖神を開闢の始祖せる
正史30000年を誇る
我が國が、
『祭政一致』の國體、
肇國の精神『八紘一宇』
に回帰することにより、
天孫であらせられます
天皇陛下を奉戴せる
世界に冠たる皇國=大日本帝國として
再興致すことをを期して、
日々、精進しております。
尚、
私は、
靖國神社崇敬奉賛会会員、曹洞宗檀家
國粋主義者、民族派、
であります。
座右の銘:生死一如(ショウジイチニョ)
尊敬する人:神功皇后、大西瀧治郎
趣味:オペラ鑑賞、自転車